Alter Linuxを新しいカーネルに対応させる手順です。ここではlinux-fooo
を追加する手順を説明します。実際に行う場合はこの文字を置き換えてください。
リポジトリには2種類のパッケージを追加する必要があります。カーネル本体とheadersパッケージです。
build.sh
はカーネルをpacmanを利用してインストールしようとします。もしあなたが公式リポジトリに無いカーネルを追加したい場合はまずはpacmanのリポジトリを作成してください。
リポジトリはGitHubを利用して簡単に作成できます。
kernel_list
にカーネル名を追記してください。build.sh
に渡された値が正しいかどうかはこの変数を利用して判定されます。
リストに追加する値はlinux-
の後の文字です。今回の場合はfooo
になります。
echo "fooo" >> ./system/kernel_list
そのカーネル用のファイルを6つ作成する必要があります。以下はカーネルの一覧です。
「既存のファイルを名前を変えてコピーし、カーネルへのパスを修正する」という方法が最も簡単です。
ファイル名はfooo
に置き換えてあります。
- syslinux/pxe/archiso_pxe-fooo.cfg
- syslinux/pxe-plymouth/archiso-fooo.cfg
- syslinux/sys/archiso_sys-fooo.cfg
- syslinux/sys-plymouth/archiso_sys-fooo.cfg
- efiboot/loader/entries/cd/archiso-x86_64-cd-fooo.conf
- efiboot/loader/entries/usb/archiso-x86_64-usb-fooo.conf
- airootfs/usr/share/calamares/modules/unpackfs/unpackfs-fooo.conf
- airootfs/usr/share/calamares/modules/initcpio/initcpio-fooo.conf
7行目、18行目、29行目のパスを変更してください。
7行目のパスを変更してください。
2行目のパスを変更してください。
95行目、97行目のパスを変更してください。
18行目のパスを変更してください。
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